これで解ったデジタルレコーディング
監修AMEI
発行 ミュージックトレード社 定価(本体 2,000円 + 税)



ちょっと現場で困ったときに---。



ノウハウを身につけたい人に---。



プロからアマチュアまで、便利な一冊。


このハンドブックは、AMEIに参加するデジタルレコーディング機器各社が各々のノウ ハウを持ち寄って編集されたものです。 これまで、メーカーごとに異なる括りで知らされ解りにくかった、解釈や言葉、名称 などの情報を統括。 デジタルレコーディングの基礎からプロの現場で役立つ情報が満載されています。



目次

第1章 デジタルオーディオの原理
    (1)音はアナログ
     ・音とは何か?

    (2)デジタルで音を再現する
     ・サンプリングの定理
     ・サンプリングレート

    (3)デジタルレコーディングのプロセス
     ・A/Dコンバーター
     ・量子化
     ・線形量子化と非線型量子化
     ・デジタルデータの記録
     ・インターリーブ
     ・同期情報
     ◎コラム/2つのインターリーブ/初期のデジタルレコーディング

    (4)デジタルレコーディングの注意点
     ・エイリアスノイズ
     ・量子化ノイズ

    (5)デジタル情報をアナログ情報に戻す
     ◎コラム/1ビットADC/DAC

第2章 デジタルオーディオ機器
    [2トラックレコーダー]
    (6)DAT
    (7)MD

    [マルチトラックレコーダー]
    (8)デジタルマルチレコーダー
     ・DTRSフォーマット
     ・ADATフォーマット

    (9)ハードディスクレコーダー

    (10)MD MTR

    (11)リムーバブルディスクレコーダー
     ・MOメディア
     ・jazメディア
     ・Zipメディア

    (12)CDプレーヤー

    (13)シンセサイザー/サンプラー

    (14)デジタルミキサー

    (15)デジタルエフェクター

    (16)PC用オーディオカード

第3章 デジタルオーディオ機器の入出力(アナログ)
    (17)業務用と民生用の端子の違い
     ・バランス型とアンバランス型の違い
     ・ギター端子とライン端子の違い

    (18)機器別のアナログ入出力

第4章 デジタルオーディオ機器の入出力(デジタル)
    (19)デジタル入出力[民生用]

    (20)デジタル入出力[業務用]

    (21)デジタル入出力[マルチチャンネル]

    (22)新しいデジタルインターフェース
     ・USB
     ・IEEE1394

    (23)機器別のデジタル入出力

第5章 デジタルオーディオ機器の入出力(コントロール)
    (24)同期とは

    (25)デジタルオーディオの同期

    (26)タイムコードによる同期
     ・フレームレート
     ・シンクロナイザー
     ・SMPTEタイムコードによる同期
     ・ビデオとの同期

    (27)MIDIによる同期90
     ・MIDIクロックによる同期
     ・MIDIタイムコードによる同期

    (28)MMCによるコントロール94

第6章 コンピュータでデジタルオーディオを活用する
    [マルチメディア環境を活用する]
    (29)コンピューター96
     ・Macintoshコンピューター
     ・Windows対応コンピューター

    [マルチメディア環境を増強する]
    (30)オーディオカード

    (31)ハードディスク
     ・IDE
     ・SCSI
     ◎コラム/ウルトラATAとは?

    (32)補助記憶装置
     ・MO
     ・jazドライブ
     ・Zipドライブ

    (33)デジタルオーディオソフト

    (34)シーケンスソフト

    (35)サウンドエディター

    (36)プラグインソフト

    (37)新しい感覚のソフト

    (38)ソフトウェアシンセサイザー

    (39)CDを制作する

    (40)デジタルインプリメンテーションチャートを上手く活用しよう

特別編集 用語集



内容例


記事の一部を紹介

--初期のデジタルレコーディング--

昔のデジタル化の実験は1960年代から行われていて、我が国でもNHKやNTT(当時は電 電公社)などで実験が行われていました。実用化されたのは1970年代初期です。もち ろんCDなどは存在しない、レコード中心のアナログ時代です。この当時はデジタルレ コーディングというよりもPCM録音という呼び方が一般的でした。このPCM録音で有名 なものは---------------------(略)


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音楽電子事業協会デジタル・レコーディング委員会