[あ]


アーカイブ [archive]

一つのデータを外部ディスクにセーブする場合に、データ量が多い場合で複数のディ スクが必要になってしまう場合の保存形式で、そのデータを1つにまとめたり圧縮さ れたファイルのこと。


アドレス [address]

テープ上に書き込まれた時間のデータ。または、その任意のポイント。ID参照。


アナログ [analog]

連続して変化することを意味し、録音の世界では、従来からのオープンテープやカセ ットテープによる磁気テープ録音を意味する。⇒デジタル。


アルゴリズム [algorithm]

プログラム設計上の作業の規則や手順の意味。


アンバランス接続 [unbalance connection ]

2本の導線を持つケーブルで接続されること。1本がホット(信号)で、もう1本がグ ランド(アース)となっている。バランス接続に比べコストが節約できるが、レベル の低い信号にハムノイズが乗りやすいという欠点を持つ。不平衡接続。=アンバラ。 ⇒バランス接続。


[い]


イーサネット [ethernet]

ワークステーションなどで使われる汎用の高速ネットワーク。


イコライザー [equalizer]

オーディオの周波数特性を加工する機器。グラフィックイコライザー及びパラメトリ ックイコライザー参照。=等化器、EQ。


イニシャライズ [initialize]

その機器の設定を、ある所定の標準値に戻すこと。=初期化、ディフォルト設定、フ ォーマット。


イベント [event]

デジタルレコーダー等では、録音結果を記憶する場合のメモリーの最小単位。また、 シーケンサー等で演奏/制御データの一つ一つのことをいう。


インターナル [internal]

その機器の持つ内部クロックデータやフォーマットで動作すること。=自走。⇒エク スターナル。


インターリーブ [interleave]

メモリーやディスクのアクセスを早くするための手法で、あえて連続した領域を使用 しない方法。


インピーダンス [impedance]

交流に対する抵抗値のことで、一般的には信号等の入出力に関する付加抵抗値のこと 。オーム単位で示される。


[う]


[え]


エクスターナル [external]

外部機器からのデータに従って動作すること。⇒インターナル。


エディット [edit]

元のデータを変更すること。編集すること。


エミュレーション [emulation]

他の機器の動作を代替して、同じように動作させること/すること。


エラー補正 [error cprrect]

記録されているデータを呼び出す時に、ドロップアウトなどが原因で十分に呼び出せ ない場合、その欠損したデータの前後のデータからある計算方式に従って逆算し、そ のデータを復帰させること。記録する際に補正のためにデータも同時に記録される。


エンファシス [emphasis]

A/D変換前に高域をブーストすることでS/Nを稼ぐ技術。現在では前世代の機器との、 やり取りにのみに必要とされている。


[お]


オートプレイ [auto play]

オートロケート機能で、特定のポイントに移動した後、自動的に再生状態にする機能 。


オートミックス [auto mixing]

デジタルミキサー等でチャンネルフェーダーやパンの時間的な動きを記録すること。 その時間に来た場合にそのデータを読み出し再現する。


オートリターン [auto return]

テープ上の特定のポイントから、それ以前の特定のポイントへ自動的に巻き戻す機能 。


オートループ [auto loop]

オートリターンとオートプレイの2つの機能を組み合わせで、特定の範囲を繰り返し 再生する機能。オートレコード機能と併用したループ録音が特に便利。


オートレコード [auto record]

指定した2点間で自動的に録音状態に入る機能。=パンチ・イン/アウト。


オートロケート [auto locate]

必要に応じて、自動的に巻き戻しや早や送りを行い、予め任意に設定した特定のポイ ントへ移動する機能。通常は移行したい位置を記憶させたボタンを押すことで実行さ れる。


オーバーサンプリング [over sampling]

デジタル信号とアナログ信号の変換を、必要なサンプリングレート以上の倍数のレー トでサンプリングする機能。


オーバーダビング [over dubbing]

既に録音されているトラックの音声を聴きながら、別のトラックに新しい音声を録音 していくこと。=オーバーダブ。


オーバーライト [over write]

磁気媒体で、既にデータのある領域に上書きすること。または、消去しないで記録す ること。


オフセット [offset]

2台の異なる機器を時間のズレを持たせて動作させること。このことで異なるタイム コード上に記録されている関連したデータを同期再生することができる。


オプティカル [optical]

導電体の代わりに光に変換された信号をいう。伝達速度に優れ、1本の細いケーブで 複数のチャンネルの信号を一度に送信することができる。また、そのためのファイバ ーケーブルや、その入出力端子を指す。


オプティマイズ [optimize]

ハードディスク内に記録されているデータファイルが断片化している場合に、ファイ ルを整理し最適化すること。ハードディスクレコーダーでは、オーバーダビングやパ ンチイン等を繰り返すことによって不要になったデータを消去してディスクの空容量 を増やすことをいう。


オフライン [offline]

ネットワークに接続していない状態。マスターテープを使う前に行う仮編集をオフラ イン編集という。


オンライン [online]

ネットワークに接続している状態。


[か]


仮想トラック [virtual track]

多チャンネルのハードディスクレコーダーで、再生可能なトラック数以上に記憶させ るトラック数を持ち、再生時に必要な部分のみを再生トラックに割り当てて再生する 。=バーチャルトラック。


カット [cut in/out]

ハードディスクレコーダーで演奏データの一部を削除したり追加したりすること。削 除するとその後ろのデータは前にずれて再生され、追加するとその後ろに続いて再生 される。


カラーバー [color bar]

ビデオ映像をモニターする場合に、色調、明度、歪みなどを確かめるための基準にな るカラー画像。


カレント・ドライブ [current drive]

複数のディスクドライブを接続している場合で、現在使用しているドライブの領域の こと。


完パケ

完全パッケージの略。完全に仕上がった映像、及び音声のデータのこと。


[き]


キャノン端子 [canon connector]

XLR端子のこと。キヤノン社の製品が有名であったことから、こう呼ばれている。


キュー [cue]

ソースの任意の場所を探し出すための作業や、きっかけの合図のことをいう。=キュ ー出し。ミキサー卓の機能として、特定のチャンネルのみを一時的に再生すること。


[く]


クォンタイズ [quantize]

リアルタイムで入力したMIDIデータ等で、そのタイミングのズレや狂いをシーケンス /ソフト上で正確に修正すること。入力済みのデータに対して行う場合と、入力時に 行う場合とある。


クラスター [cluster]

ハードディスク等で使われる単位。ディスクの一周は1トラックで、それを幾つかに 等分割したのがセクター。このセクターを幾つかまとめたものをクラスターという。


グラフィック・イコライザー [graphic equalizer]

幾つかの固定された特定の周波数帯域毎のレベルを増減コントロールするダイナミッ クコントローラー。


グランドループ [ground loop]

複数の機器を組み合わせた時に、グランドが2か所以上で接続されることにより、電 源によるノイズを発生すること。この場合、電源の供給を分割したり、機器同士を分 離することで解決できる。


グルーピング [grouping]

1系統あるいは複数の入力信号やトラック信号を1つの信号としてコントロールするた めにまとめること。


クリック [click]

曲のテンポを安定させるために使われるメトロノームのような基本のリズム信号。


クリップ [clip]

アナログの世界では、入力信号が回路のゲインを超えたことをいう。この場合、その 回路は信号を最大レベルで通過させるが、最大レベルを超えた信号は全て「クリップ 」して、音は歪む。デジタルの世界では、入力信号がA/Dコンバーターで表現可能な 電圧の最大値を超えた時に発生する。


クロスフェード [cross fade]

デジタルオーディオ信号のパンチ・イン/アウトする場合などに、一方をフェードア ウト、もう一方をフェードインさせることで2つの信号を徐々に切り替える効果をい う。音のつながりをスムーズにし、切換え時のノイズ防止にもなる。この切り替える 時間をクロスフェードタイムといい、感覚的にはアナログのオープンテープをハサミ で切り張り編集する場合の切断の角度がクロスフェードの時間と解釈できる。


クロストーク [cross talk]

チャンネル間やトラック間などでの信号の漏れ。


クロック・レート [clock rate]

デジタルオーディオで、サンプリングするための基準となるクロック信号の周波数。 サンプリング・レートと同義の場合もある。


[け]


[こ]


コアキシャル [caxial connector]

BNCやRCA等センターがピン状になっているデジタルI/O用の同軸端子のことをいう。


コピー [copy]

複数の同じデータを必要としたり、バックアップを目的として、マザーやマスターか らデータを複写すること。または、複写されたデータ。⇒マザー・テープ、マスター ・テープ。


コマンド [command]

コンピューター等で指示する命令のこと。


コンティニュー [continue]

一時停止した記録や再生を続けて再開すること。コンピューターを使用した機器では 、自動的に記録の先頭に機能があるため、これに対する機能。


コンバーター [converter]

ある電気信号を目的とする別の電気信号に変換するための変換器の総称。


コンポジット [composite]

テレビ/ビデオに関するあらゆる情報を複合させた信号のこと。


[さ]


サーフェース・スキャン [surface scan]

ディスクドライブを初期化した時に、そのディスクの全ての領域で、データの読み書 きが正しく行われるかどうかを確認する機能。


サイマル録音 [simul recording]

マルチレコーディングのこと。主にフィルム編集の業界で使われている。


サブ・フレーム [sub frame]

フレームの100分の1。また、MTCで表わす場合の最小単位。


サンプリング [sampling]

現在では多くの業界で幅広い意味で使われている。実音を収録して電子楽器の音源と するサンプリングシンセサイザーに関する意味が強い。


サンプリング・レート [sampling]

アナログ信号をデジタルで表現する場合に、アナログの電圧をチェックする1秒あた りのサンプル数。この数値が大きいほど、アナログ信号をより正確に表現できる。CD には44.1kHzのサンプリング・レートが採用されており、この場合、毎秒44,100回の アナログ信号をチェックしている。


サンプリング・レート・コンバーター [sampling rate converter]

あるサンプリングレートで記録された元のオーディオ信号を、別のサンプリングレー トに変換するコンバーター。オーディオのピッチを上下にシフトすることで変換を行 い、新しいサンプリングレートに置き換えられる。


[し]


シーケンシャル・アクセス [sequential access]

テープ式のデジタルレコーダー等で頭出しをする場合、録音されている順や時間で呼 び出されること。


ジェネレーター [generator]

何らかの信号を発生させるシグナルジェネレーターの総称。


シェルビング・タイプ [shelving type]

イコライザーやトーン回路の最上あるいは最下の周波数に使用されるトーンカーブで 、棚の意味を持つカーブ。その周波数以上あるいは以下の周波数は棚状に補正される 。


システムエクスクルーシブ・メッセージ [system exclusive message]

MIDI機器同士でのデータ送信に使用される専用のメッセージで、基本的に同じ器機種 同士での設定をやり取りする場合に使われる。また、音色のデータをエクスクルーシ ブとしてシーケンサーやコンピューターに送れば音色の管理保存などもできる。


自走

=インターナル。フリーランニング。⇒エクスターナル。


ジッター [zitter ]

一定速度で再生されるべき信号が、速度の変動で発生するノイズ。


シリアル [serial ]

デジタル信号の一単位を構成する複数のビットを、一本の信号線で時間軸上に並べて 送る方法。RS232CやRS422のことを指す場合もある。⇒パラレル。


シャトル [shuttle]

レコーダーで標準の速度よりゆっくり、あるいは何倍かの速度で早送り再生や巻き戻 し再生をし、目的の場所を探す機能。


シャット・ダウン [shut down]

電源を切ること意味し、コンピューター機器が多くなった昨今は、終了時にデータを 安全に保存する等、このための準備は重要な作業となっている。


ジョグ [jog]

テープレコーダーで目的の正確な場所を探すために、テープを前後に揺するように再 生しながら音の頭出しをする方法。


シンク・ソース [sync source]

複数の機器を、ある基準の信号で同期動作させるための元になる信号。


シンク・トラック [sync track]

音声信号を記録するトラックとは別に設けられた、タイムコードやMIDIクロックなど の時間を管理するトラック。


シンク・リファレンス [sync reference]

複数の機器を、同期動作させるための基準となる信号。


シンクロナイズ [synchronize]

ある基準になる信号を元に動作させることをいう。複数の機器を同時に動作させる場 合は、ある機器がマスターとして同期用の信号を出し、他の機器がスレーブ機器とし てその信号を読みながら追従して動作する。=シンク、シンクロ、同期。


シンクロナイザー [synchronizer]

同期動作させるための元になる信号を発生する機器。または、同期信号を成形したり 、異なる同期形式に変換する機器。


[す]


ストアー [store]

作られたソングデータや音色のパッチをディスクやカードに保存すること。セーブ。 ⇒ロード。


スナップショット [snap shot]

デジタルミキサー等で時間軸上にプログラムされたオーディオ設定。また、それを必 要に応じて呼び出すこと。


スレーブ [slave]

マスター機等の外部機器からのタイムコードやクロックを受信して動作すること。⇒ マスター。


[せ]


絶対時間

DATなどでテ−プの巻き始めからの時間としてデジタル・オ−ディオ信号と同時にサ ブ・コ−ド・トラックに記録される信号で、テ−プ上の絶対番地としての役割がある 。=ABS。⇒相対時間。


セクター [sector]

ハードディスク等で、トラック一周を幾つかに等分化した単位。


セーブ [save]

=ストア。⇒ロード。


センド [send]

エフェクター等に信号を送出すこと。⇒リターン。


[そ]


相対時間

DATなどで曲の最初のあるポイントからの時間を表わすこと。⇒絶対時間、ABS。


ソニー9ピン

RS422を使用したソニー方式のプロトコルを使ったコネクター、またはその機能を指 す。

ソース [source]

楽器や音楽、シンク信号等、あらゆる音源や信号のの総称。


[た]


ターミネーター [terminator]

SCSIケーブルなどを使って接続される場合などで機器間の整合性をもたせるために取 り付けられる終端抵抗。


ダイナミックレンジ [dynamic range]

システム内で最も大きい信号と、最も小さい信号のレベル差。デジタルシステムにお いては、データの解像度により決定され、1ビットにつき約6dB。つまり16ビットシス テムでは理論上96dBのダイナミックレンジが得られる。


タイムコード [time code]

時間に対するデータとして伝送されるデータの総称。MIDIタイムコードやSMPTEタイ ムコード等がある。


タイム・コンプレッション/エクスパンション  [time compression / expansion]

ハードディスクレコーダー等で、ソングの再生時間を伸ばしたり縮めたりして、任意 の時間にそのソングを収める機能。一般的に、再生時間の圧縮/伸長の割合で再生ピ ッチは変化するが、元のピッチで再生できる機種もある。


タイムストレッチ [time stretch]

サンプラーの機能で、あるサンプリングデーターを事前に決められた時間内で再生す る機能。


タイムベース [time base]

何らかの時間の基準になる情報で、このタイミングの細かさをいう。


ダウンレート・コンバーター  [down rate converter]

コンピューターなどのモニター出力であるRGB信号をビデオなどで用いられるコンポ ジット信号やコンポーネント信号に変換する装置。


ダンプ [dump]

ある機器の持つデータを他の機器に送ること。


[ち]


チェイス・シンク [chase synchronize]

送られてくるタイムコードに同調(追従)して動作すること。


チャンネル [channel]

オーディオの世界では、他の信号経路から独立して処理可能な信号経路を指す。例と して、ミキサーのインプットモジュールがあるが、個別に処理される信号の流れもチ ャンネルと呼ばれる。


調相

シンクロナイズと同意語。


[つ]


[て]


ディスティネーション[Destination]

ディスクをコピーする時の相手先のこと。コピー元はソース(source)という。


ディストーション [ditortion]

信号がレベルオーバー等の何らかの原因で歪むこと。または、意識的に歪ませること 。


ディストラクティブ・エディット  [distractive edit]

テープ式のマルチトラックレコーダー等で、録音データを修正したい場合に、前のデ ータを消して書換をしなければならない編集方法。=破壊編集。⇒ノン・デイストラ クティブ・エディット、非破壊編集。


ディレクトリ [directory]

フロッピーやハードディスクの中のファイル情報を管理する概念。また、その部分。


ディレイ [delay]

信号が遅れること。または信号を意識的に送らせることで、タイミングを合わせたり 音響的効果を得ること。


デジタル [digital]

電気的データを数値に置き換えたもの。アナログは量で表現するのに対して、デジタ ルは数で表現される。また、デジタルに置き換えられたデータは、伝送などによる劣 下がないことが特徴。


デジタル・インターフェース [digital interface]

あるフォーマットのデジタルデータを、2つの装置間でやりとりするための接続器。


デジタル・コンパクト・カセット  [digital compact cassette tape]

DCCの名前でも知られたデジタルレコーディング方式で使用されるテープ。この方式 はアナログコンパクトカセットとの互換性がある。


テンポ・マップ [tempo map]

ソングの小節、拍子、テンポMIDI情報。この情報は小節単位で設定され記録される。


[と]


同期運転

複数の機器が、ある基準となる形式のタイムコードに準じて動作すること。=シンク ロナイズ。


トラック [track]

オーディオ信号が録音されるテープの領域を指す。1つのトラックは刻々と変化する 動画のようなものと考えることができる。


トランスポート [transport]

録音機器のテープを駆動するメカニズムの部分。


ドロップ [drop]

=ドロップ・フレーム・フォーマット。⇒ノンドロップ。


ドロップアウト [drop out]

データの記録に欠損が出ること。


ドロップ・フレーム・フォーマット  [drop frame format]

テレビ画像は1秒間に30フレームに満たない29.97であるため、定期的にフレームを間 引きしながら実時間に合わせるモードのこと。長時間においても誤差が少ないことか ら放送関係で多用されている。⇒ノン・ドロップ・フレーム・フォーマット。


[な]


[に]


[ぬ]


[ね]


ネットワーク [network]

データなどが共有できるように結び付けること。また、そのやり取りのこと。


[の]


ノン・ディストラクティブ・エディット/レコーディング [nondistractive e dit / recording]

デイスク・レコーダーによる記録を行う場合に、既に記録したデータに対して、パン チ・イン/アウトにより新たなデータを記録追加する過程で、前のデータに対して消 去しない限りデータが消えない方式、またはそのような録音技術。=非破壊編集。⇒ ディストラクティブ・エディット、破壊編集。


ノン・ドロップ [nondrop]

=ノン・ドロップ・フレーム・フォーマット。⇒ドロップ。


ノン・ドロップ・フレーム・フォーマット  [nondrop frame format]

SMPTEフォーマットの一つで、ドロッププ・フレーム・フォーマットに対し、映像と の誤差を重要視しないコンサートや音楽制作の現場で多用される。⇒ドロップ・フレ ーム・フォーマット。


ノン・リニア・レコーディング  [nonlinear recording]

ディスク・レコーダーによる記録を行う場合、前に記録された音声に対して新たな音 声をパンチ・インする場合でも、前に記録された音声データは保存し、別のトラック に記録していく記録方式のこと。つまり各トラックがノン・リニア・プレイリスト構 造をとっているとパッチワークのように継ぎ接ぎ状に記録されていく。⇒リニア・レ コーディング。


ノイズシェイピング[noise shaping]

量子化ノイズのスペクトルをコントロールしてノイズを取り除きやすくする技術。オ ーバーサンプリングと組み合わせて効果を上げる。


[は]


バーチャルトラック [virtual track]

=仮想トラック。


パーティション [partition]

ディスクメディアの使用領域を複数に分割すること。


バイト [byte]

デジタル信号の単位で、8ビットを1単位として1byte(バイト)という。


バイパス [bypass]

信号がエフェクターのセンド/リターンやトーンコントロール回路を通さないこと。


バイフェイズ・シンク [biphase sync]

フィルム関係の機器間でよく使われる同期。映写機から発生されるコントロール信号 で、フィルムとスプロケット方式のマグネコーダーを同期させること。90度位相の違 う2つの信号にてスピードと走行方向を示す。なお、時間情報は持っていない。


ハウスシンク・ジェネレーター [house sync generator]

外部同期信号の基準信号が必要な機器にビデオ信号を供給するジェネレーター。


バウンシング [bouncing]

オーディオ信号を1つのトラックから他のトラックへ録音することを指す。複数のト ラックを1つまたは2つのトラックに録音することはミックスダウンという。ピンポン 録音はバウンシングの一形式。


バス [bus]

信号のやり取りをする共通の経路のこと。ミキサーのバスは、任意のチャンネルまた は全てのチャンネルを送信可能な出力部の配線を指す。バスの例としてステレオミッ クス、サブミックス、モニターバス、AUXセンド等がある。


バックアップ [back-up]

元のデータが破損しても構わないように別のメディアにコピーしておくこと。このデ ータを読み込むことをリカバーという。


パラメトリック・イコライザー [parametric equalizer]

幾つかの周波数や帯域幅を連続可変で設定でき、その中心周波数補正するタイプのイ コライザー。=イコライザー。


パラレル [parallel]

デジタル信号の1単位を構成する複数のビットを複数の信号線で同時に送る方法。⇒ シリアル。


バランス接続 [balance connection ]

3本の導線を持つケーブルで接続されること。2本の導線は位相を180度反転させた状 態で同じ信号が出力され、もう1本はグランドとなっている。アンバランスに比べ高 価であるが、レベルの低い信号でもハムやノイズが乗りにくい。⇒アンバランス接続 。


バリピッチ [vari pich]

レコーダーの再生速度を可変すること。このことでピアノなどの簡単にチューニング が変更ができない楽器にも、他の楽器がチューニングを合わせることができる。


パンニング [panning]

ステレオミックス内で音の定位を変えること。=パン。


パンチ・イン/アウト [punch in/out]

再生時に任意の場所で録音のオン/オフを行う機能。トラック全体の録音とは異なり 、例えばミスノートの部分などの特定の箇所のみを録音することをいう。操作ボタン やフットペダルで行うマニュアルパンチ・イン/アウトと、ポイントを設定しておく オートパンチ・イン/アウトがある。


ハードディスク [hard disk]

磁気記録可能な、金属板に記録するディスク。フロッピーディスクがフイルムである ことに対してハードディスクという。


ハーフ [cassette half]

テープを保持するためのケース。または、カセットテープ等のこと。


[ひ]


光ファイバーケーブル

=オプティカル。


ピーキング・タイプ・イコライザー [peaking type equalizer]

特定の周波数を中心に局部的に変化をさせるフィルター。=ベル・タイプ。


ヒス・ノイズ [tape hiss]

アナログテープで録音する場合に、そのテープが基本的に持つノイズ。=テープ・ヒ ス。


ピッチ [pich]

本来は音の高さのことを指すが、レコーディングではテープの速度のことをいう。


ビット [bit]

デジタル信号のパルス数の最小単位名。


ビデオシンク [video sync]

ブイ・シンクともいう。VTRとデジタル・オーデイオ・レコーダーを同期走行させる 場合などに、SMPTEタイムコードのみで同期をとる時、シンクロナイザーやデジタル ・オーデイオ・レコーダーに装備のビデオ信号入力端子に、VTRからのビデオ信号を 入力することにより、SMPTE T/Cがビデオ信号に同期してスレーブ・デッキが走行す るので、正確な同期がとれる。=ビデオ同期。


ビデオCD [video CD]

ビデオ信号を圧縮して記録再生できるCD。圧縮方法としてMPEG等がある。


ピンポン録音 [pingpong recording]

限られたトラックの間で、ソースを追加しながら交互にオーバーダビングする録音方 法。


[ふ]


フェード・イン/アウト [fade in/out]

曲の最初に無音から一定の音量までをある時間で上げていくことをフェード・イン、 曲の最後に自然に音量を下げていくことをフェード・アウトという。


フェイズ [phase]

音の定位を決める要素。ステレオミックスで、一点に音を定位させるためには左右の 音量で設定するが、左右の位相を操作することで音に奥行きを感じさせることができ る。またその効果を利用したエフェクター、フェイズシフターの略。=位相。


フェイズ・シンク [phase sync]

同期状態になったら、後は位相だけを監視して同期する方法。


フォワード [forward]

テープの進行方向。シーケンサー等の曲の進行方向。


フォーン端子 [phone connector]

楽器やマイクロフォンの接続に使われる1/4インチのプラグ。TS、TRS参照。ホン端子 ともいう。


フォーマット [format]

デジタルデータとして保存処理するための形式。テープやディスクなどのメディアを 、その使用とするデジタル機器の方式に合わせるために行う。=初期化。


フォルマント [formant]

音声の特徴を決める要素で、声帯の大きさを決める固定倍音。


フライホイール [fly wheel]

従来のテープ式レコーダーで使われていた慣性により、回転を安定させるための重み のある円盤のこと。また、この意味から、同期運転の場合にシンクロックが外れても 、ある一定の時間は動作していることをいう。


ブラックバースト [black burst]

水平同期と垂直同期信号を含む黒色だけの映像信号のこと。


プリ・ストライプ [pre stripe]

ストライピング(タイムコード信号をテープなどに書き込む)をあらかじめ行ってお くこと。


プリプロダクション [pre production]

ビデオや映画の撮影や音楽制作を行う前の素材やデータなどを作成したり、用意する 作業を指す。=プリプロ。⇒ポストプロダクション。


プリロール [pre roll time]

オートパンチインを行う場合に、必要とするパンチインポイントの前より余分に再生 させること。または、その設定された時間。設定された時間。⇒ポストロール。


プリミックス [pre mixing]

仮ミックス。トラックダウンやMAなどの前に仕上がりを予測するラフなミックス作業 。


フリーランニング [free running]

=インターナル、自走。


プルアップ [pull up]

タイムコードがずれる場合に、基本となるクロックを上げること。フィルムの同期等 で使用される。⇒プルダウン。


フレーム [flame]

ビデオレコーダー等での画像の単位で、1秒間に何フレームかがタイムコードとの互 換性として重要。ノンドロップ、ドロップ・フレーム参照。


プレビュー [preview]

レコーディングの編集時に、仮に想定した処理で聴いて見ること。シンセ等の音源を 最終決定前に、仮に聴いて見ること。


プログラム・エリア [program area]

メモリなどでデータが収録されているデータエリアに対してプログラムが収録されて いる領域。


プロトコル [protocol]

信号をやり取りする場合の方式。同じプロトコルでなければ相互に伝達できない。


[へ]


ペースト [paste]

コピーされたデータを張り付けること。


ヘッドルーム [head room]

オーディオ信号を入力する場合、基準となるレベルに対する最大レベルの量。基準と なるレベルでノイズレベルが決まるため、ノイズの余裕度としても捉えられる。


[ほ]


ボー・レイト [boud rate]

デジタル信号の伝送程度のことで、1秒間に伝送できるビット数。1ビット/秒=1ボ ー。(例としてRS-232Cの場合、ボー・レイトは1200、2400、4800、9600等の種類が ある)


ポストプロダクション [post production]

フィルムやビデオの撮影が終わり、作品を完成させるための編集段階で行われる音声 の加工や処理を指す。⇒プリプロダクション。


ポストロール [post roll]

オートパンチアウトを行う場合に、必要とするパンチアウトポイントより後ろに余分 に再生させること。または、その設定された時間。設定された時間。⇒プリロール。


[ま]


マーク・ポイント [mark point]

レコーダーやシーケンサーで、データの任意の場所を指定しておくこと。このポイン トは、時間軸に従って決められ、最初に決められたポイントの間に新たにポイントを 作るとその後ろのマークポイントの番号は次の番号に変更される。


マザー・テープ [mother tape]

マルチレコーディング等で最初にレコーデイングされた、未編集のテープをいう。⇒ マスターテープ、コピー。


マスター [master]

タイムコードを送り出し、他の機器をコントロールする側の機器をこう呼ぶ。受信し ながら追従動作する機器をスレーブという。⇒スレーブ。


マスター・テープ [master tape]

全てのオーディオ処理がなされ、ステレオに編集された最初のテープをいう。⇒マザ ーテープ、コピー。


マッピング [mapping]

MIDIクロックとの同期において、テンポやビートを予め機器に入力すること。テンポ マップともいう。


マルチトラック [multi track]

2トラックを超えるトラックを持つレコーダーの総称。


[み]


ミックス・ダウン [mix down]

複数のトラックに録音された信号をにオーディオ処理をし、ステレオ信号としてミッ クスする作業。マルチトラック録音の最終作業。トラックダウン、TDともいう。


ミュート [mute]

特定のトラックやチャンネルの音声を、任意の時間に一時的に聴こえなくすること。 または、バスに送り出さないこと。


[む]


[め]


[も]


モジュレーション [modulation]

信号の周波数や増幅度を、低周波オシレーターでコントロールすることで、ビブラー ト等の効果が得られる。


モニター [monitor]

任意の音声を聴くこと、または、そのためのスピーカー。映像を見ること、またはそ のために受像機。


[や]


[ゆ]


ユニティーゲイン [unity gain]

信号が入力と1:1の同じレベルで出力されること。


[よ]


[ら]


ライト [write]

パラメーター等のデータを保存しておく場合の操作。


ランダム・アクセス [random access]

ハードディスクレコーダー等で任意の場所のデータを瞬時に呼び出すこと。


[り]


リセット [reset]

コンピューターを使用した機器で、初期状態に戻すこと。


リゾルビング [resolving]

分解能。


リジェネレート [regenerate]

テープのエラーなどによってドロップアウトを起こしたり、波形のなまったタイムコ ードを成形・補正して正常なタイムコード信号として出力し直すこと。


リストア [restore]

バックアップのこと。


リターン [return]

エフェクター等で処理された信号を再び入力すること。⇒センド。


リニア [lenear]

一定に増加するアナログ信号に対して、等間隔で増加するデジタル信号の方式。⇒コ ーディック。記録した順に編集する方式。⇒ノンリニア。


リハーサル [rehearsal]

マルチレコーディング時で、オーバーダビングをする前に何度か他のトラックを聴く こと。オーバーダビング参照。


リバーブ [reverbration]

残響のこと。音が連続した音に聴こえるものをいうのに対して、別れて聴こえるもの をディレイという。


リファレンス [reference]

基準になる信号やデータのこと。主に同期の基準信号をいう。=REF


リムーバブル・ディスク [removable hard disc]

データを記録したメディアが取り外し可能なハードディスク。


量子化[quantization]

アナログの連続した信号を、段階的なデジタル信号(パルス)に変換すること。A/D 変換の初段で生成されるサンプリングのパルスを数値に置き換えバイナリーデータと する。


リード [read]

データを読み込むこと。


[る]


ルーティング [routing]

信号が流れる筋道。オーディオ機器内のバスの流れなどを指す。


ループ [loop]

2つのポイントを設定し、その間を繰り返し再生すること。


ループ・レコーディング [loop recording]

2つのポイントを設定し、その間を繰り返し再生しながらパンチ・イン/アウト録音 すること。


[れ]


レビュー [revuiew]

本編集の直後に編集効果を確認するためにプレイバックを行うこと。


[ろ]


ロケート [locate]

テープ上である任意のポイントを設定し、そのポイントへ移動すること。または、そ の作業。


ローカル・リモート [local remote]

操作モードの切り換えスイッチで、本体側で操作する部分はローカルにして、リモー トコントロールする場合にリモートに切り換える。


ロード [load]

保存されているデータを呼び出すこと。⇒セーブ、ストアー。


[わ]


ワーク・テープ [work tape]

ビデオ編集などを行う際、本編集の前に編集のつながりやタイミングなどを確認する ために、マスターテープからダビングしたワークテープを使ってワーク編集を行う。 本編集はそのデータを元に作業を進める。また、MA処理の際に使用するビデオ編集済 のコピーテープのことを指す。


ワード長

デジタル信号の1単位のビット数。16ビット、20ビット、24ビット等。


ワードクロック [word clock]

デジタル信号の1単位に対応するクロックで、デジタルオーディオシステムに接続さ れている全ての機器のデータ処理の回路を同期させる。


ワードシンク [word sync]

デジタル信号を相互に入出力するためにはワードクロックが一致する必要がある。こ れをワードシンクという。デジタルインターフェースが1:1の場合は、その信号にワ ードクロックが含まれているので改めてシンクをとる必要はないが、複数の機器間で デジタル信号をやり取りする場合、1つの基準となるワードクロックにシンクしなけ ればならない。このため、信号経路以外にワードクロック専用の入出力を必要とする 場合がある。



[A]


ABS [Abusolute time]

アブソリュートタイム。絶対時間を参照。


AC-3

  正式名称はドルビーデジタル(ドルビーAC-3)。ドルビー研究所が考案したAudioCod ing技術の第3番目という意味。ドルビーデジタルは耳に聴こえにくい高い音、低い音 、マスキングされる音のデータを省くことで約10分の1まで圧縮しているが、独自の 技術により音のクオリティをキープしている。5.1chが完全に分離した状態で記録さ れているのでチャンネル間のセパレーションも高い。5.1chとはフロントL、R、セン ター、リアL、Rの5chに、必要な時のみにサブウーハー(0.1ch)が加わる。NTSC規格 DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)ソフトの音声方式としても採用されている。


A/Dコンバーター [AD converter]

アナログ・オ−デイオ信号をデジタル・オ−デイオ信号の形に変える機能、およびそ の機能を持つ機器。変換されたオーディオ信号は、連続した数値として記録、または 処理される。


ADAT [ALESIS digital audio tepe recoder]

米国ALESIS社の提唱したデジタルマルチレコーディングの方式、及びその伝送フォー マット。


ADATオプチカル [ADAT optical]

光ファイバー1回線で8チャンネルのデータを同時に伝送する方式で、米国ALESIS社が 提唱するもの。


AES/EBU

AES(Audio Engineering)とEBU(European Broadcasting Union)が確立した、デジ タル・オ−デイオ信号用入出力インターフェース・フォーマットの規格。現時点では 世界的に通用する標準規格として業務用機器に採用されている。IEC-958 TYPE-1とし て世界的な標準規格となっている。1回線で2チャンネル分の信号に対応しているのが 特徴で、通常XLRタイプの接続で送信される。S/PDIF、SDIF-2参照。


ATF [Automatic Track Finding]

DATやタスカムDA-88のように、回転ドラムを使用したヘリキャル・スキャン・タイプ のテ−プ・レコーダーの場合に、VTRのように固定ヘッドによるリニア−なテ−プ走 行に対するCTL信号用ヘッドを使用せず、回転ヘッドによりトラック毎に記録された サーボ信号を見つけて正確に追従する機能。(注:8ミリVTRはATF方式を採用)


ATRAC [Adaptive Transform Acoustic Coding]

MDのために開発された音声圧縮信号処理方式。


AUX [auxiliary]

オーディオの世界で補助入力のこと。アナログシステムではラインレベル(100〜300 mV)が一般的。


[B]


baud rate

ボーレイト参照。


B.B [black burst]

=ブラックバースト。


BNC端子 [BNC connector]

高周波用の導軸プラグ。業務用のビデオ機器や測定器に多用される。


BUS

バス参照。


[C]


CAV [Constant Angular Velocity]

デジタル・ディスクの記録/再生時の、ディスク回転速度についての方式名称で、角 速度一定タイプの方式。映像信号を1回転に1フレーム記録する。高速サーチや静止画 用に向く。(例:LD/MOドライブ/コンピューター・ストレージ用など)


CD [Compact Disc]

コンパクトディスク。オーディオ12インチ径ディスクの場合、ステレオで72分〜74分 間記録が可能。記録容量は650〜680MB以上。他のCDについては別項を参照。


CD-DA [Compact Disc Digital Audio]

2チャンネル、Fs=44.1kHz/16bitリニア・タイプ音声用CDフォーマットの正式呼称。


CD-E [CD-Erasable]

消去可能なCDフォーマットの呼称(現時点では商品化されていない)。


CD-G [CD-Graphics]

音声に加えグラフィックス(静止画、文字等)の記録をしたもので、カラオケ用等に 向いているCDフォーマットの呼称。


CD-I [CD-Interactive]

画像と音声のデータを時分割で多重記録した光ディスク・フォーマットで、画と音の データは同一場所に記録してあるので、同時に再生することができる。また専用の再 生機が必要であるが、ディスク再生機とコントローラーで相互に応答するシステムが 構築できる。静止画はもちろん動画にも対応可能。


CD-R [CD Rcordable]

CDと同じフォーマットでデータの読み書きができるシステム。WO(Write Once)とも 呼ばれていたが、1度記録というイメージが悪いためフォーマット名を改称した。


CD-ROM XA

CD(コンパクト・ディスク)を使用して、ROM(リ−ド・オンリ−・メモリ−)ICの 役割を持たせたディスク・フォーマットのこと。XAはCD-1の機能を一部持ったもの で、Extended Arc-hitectureの略。


CD-RW [CD-Rewritable]

書き換え可能なCD-ROM。


CIRC [Cross Interleave Reed-Solomon Code]

デジタル・オーディオの記録/再生を行う場合の誤り訂正方式の一つ。高いランダム ・エラー訂正能力を持つ誤り訂正符号であるリードソロモン符号と、バースト・エラ ーをインターリーブによりランダム・エラーに変換する手段を組み合わせた方式名。 Interleave参照。


CLV [Constant Linear Velocity]

デジタル・ディスクの記録/再生時のディスク回転速度についての方式名称で、線速 度一定タイプの方式。映像信号の長時間記録用に向く。フレーム記録ではないので静 止画再生が機械的にできない。


CPU [Central Processing Unit]

コンピュ−タ−の心臓部となる中央演算処理装置の呼称。マイコンもこの仲間である 。


CROSSFADE

クロスフェード参照。X-Fadeともいう。


CTLコントロール [CTL control]

VTRやデジタル・レコーダー等で映像や音声の記録/再生を行う際に基準となる制御 用信号。


CUE

キュー参照。


[D]


D/Aコンバーター [D/A converter]

デジタル信号を音声として人間が聴くことのできるアナログ信号に変換する機器。= DAC。⇒A/Dコンバーター。


DAC [D/A converter]

D/Aコンバーター参照。


DAT [Digital Audio Tape]

デジタル・オーディオ・テープ。最近は特定のデジタル・オーディオ・テープ・レコ ーダーの総称となっている。


DASH [Digital Audio Stationary Head]

固定式ヘッドを持つデジタルレコーダーのフォーマットの一つ。ソニー、スチューダ ー、ティアック(タスカム)、松下電器の4社が推奨する。


dB [decibel]

デシベルと読む。電気信号の振幅変化や音響レベルなどを表す単位。


DOS [Disc Operating System]

コンピューターで必要なプログラムを動作させるために必要な、メモリー管理やディ スクとの入出力を行うための基本ソフト。MS-DOS等。=システムソフト。


DSP [digital signal processor]

積和演算を高速に行えるプロセッサーで、デジタルオーディオではデジタルフィルタ ーを構成したり、リバーブ、ディレイ、ピッチシフトなどのデジタルエフェクト、シ ンセサイザーなどの電子楽器の音源などに多用されている。


DTM [Desk Top Music]

デスク・トップ・ミュージック。コンピューターやシーケンサーなどMIDI機器により 、作曲したり編曲したり、さらに音源で自動演奏したりすることをいう。


D-sub端子

デジタル機器の入出力端子として用いられる。


[E]


EFM [Eight to Fourteen Moduration]

デジタル・オーディオ信号をディスクの伝送特性に合わせるために、8ビット単位で エンコードされた信号を14ビットに変換する変調方式のこと。


ELCO端子

エルコと読む。マルチピンを持つコネクター。京セラ社が管理する。


EXT [external]

デジタルオーディオ機器などが外部クロックで動作するモード。=エクスターナル。


[F]


FD [Floppy Disc]

フロッピーディスク。データを保存しておくためのメディアの一つで、磁性体を塗布 した円盤状の記録媒体。サイズや記憶容量で幾つかの種類があるが、現在では3.5イ ンチが一般的。2DDや2HDなどに分類される。


fps [frame par second]

フレーム・パー・セコンド。1秒間のフレーム数を示す単位。


Fs [Sampling Frequency]

サンプリング(標本化)周波数のことで、fsと書くこともある。アナログ・オ−ディ オ信号を、デジタル・オ−ディオ信号に変換する場合、またはその逆の場合、時間軸 の区切りを周波数で表現したもの。記録/再生の周波数帯域の上限周波数2倍以上の 周波数が選択される。32、44.056、44.1、48.96、96kHz等の種類がある。


FSK [Frequency Shift Keying]

デジタル信号のコード変化を周波数の変化に置き換えて音声信号化し、アナログ・レ コーダーでも記録/再生を可能にしたもの。


[G]


GEN LOCK [Generater Lock]

ゲン・ロックと読む。外部のSMPTEタイムコード・ジェネレーターを接続することに より、そのジェネレーター出力に対して同期がかかるようにする方法。


GPI [General perpose Interface]

編集装置からVTR以外の外部装置にEVENT出力を出して、起動制御やスイッチャーコン トロールを行うためのプロセスインターフェース。


[H]


Hi-Z [hi-impedance]

ハイ・インピーダンスは一般的に数10kΩ以上の高いインピーダンス値を指す。


[I]


IDE

PC内部のハードディスクなどを接続するインターフェースの一つ。通常コンピュータ ーのマザーボードにプライマリとセカンダリの2系統が用意され、それぞれ2台ずつの ハードディスクやCD-ROMドライバなどのIDE対応機器が接続できる。


IEC

電気標準会議の略号


IEC958

デジタル入出力フォーマットの規定番号。


IEEE1394

アイトリプルイー1394と読む。アップルコンピュータ社が発表した「FireWire(ファ イアワイアー)」を発展させ、IEEE(Institute of Electrical and ElectronicsEng ineers:米国電気電子技術者協会)が標準化した、コンピュータ機器と民生用機器( オーディオ機器、ビデオ機器、電子楽器等)、または民生用機器同士を相互接続し、 低コストで高速なデジタルネットワークを実現する標準規格。mLAN参照。


INT [internal]

インターナル。 デジタルオーディオ機器などが内部クロックで動作するモード。


I/O [in/out]

入出力のこと。


ISDN [Integrated Services Digital Network]

総合サービスデジタル網。電話機だけでなくファクシミリやパソコンなど音声以外の 情報も接続可能なデジタル電信網。


[J]


JAM SYNC

ジャムシンク。ジャムは詰め込むというような意味で、シンクロナイザーにタイムコ ードを入力して同期走行している状態で、マスター・タイムコードがなくなっても、 そのまま連続したタイムコードが出力されるようなジェネレーター機能。


jazドライブ

ジャズと読む。iomega社の規格で、構造的にはハードディスクを取り外しできるよう にしたもの。リムーバブルハードディスクの高速性とMOなどの手軽さを併せ持ち、1G Bという大容量である。


JPEG

ジェーペグと読む。静止画像のためにできた伝送フォーマットであるが、リアルタイ ム処理により動画にも利用できる。関連団体のJPEG参照。


[K]


KEER EFFECT

カー効果という。MOディスクにおいて、ディスクに対する磁気信号の方向に対して、 レーザーの反射光の偏向面の方向が、正逆わずかに回転する現象をいう。これにより レーザー光の反射の強弱として検出することができる。


[L]


LAN [Local Aria Network]

同じ建物名、組織内、地域内で複数のコンピューターシステムを結びつけ、高速でデ ータのやりとりを行うシステム。LANで使用される通信方式にはEthernet、トークン リング、TCP/IPなどがある。


LD [Laser Disc]

レーザーディスクのこと。


Lo-Z [low-impedance]

ロー・インピーダンス。インピーダンスは交流の流れにくさを表す数値でΩ(オーム )で表記する。入力インピーダンスは信号供給側から受け取り側を見たインピーダン ス。出力インピーダンスは逆に受け側から供給側を見たインピーダンス。ローインピ ーダンスは一般的に数100Ω以下程度の低いインピーダンス値を指す。


LTC [Longitudinal Time Code]

テープレコーダー長手方向に記録され、再生されるタイプのSMPTEタイムコードの記 録方法の種類の一つ。VITC参照。


[M]


MA [Multi Audio]

日本のみで通用する略語で、MA処理またはMA編集と呼び、マルチ・トラック・レコ− ディングにより、映像用の音声編集作業を行うことをいう。アメリカではビデオ・ス ィ−トニング[Video Sweetning]と呼んでいる。


MADI [Multi-channel Audio Digital Interface]

AES/EBU規格をマルチ・チャンネル対応に拡張した規格で、BNC端子と同軸ケ−ブルに より、125MBのデ−タ伝送を行える。1本のケ−ブルで48チャンネル分のデジタル・オ −ディオ信号を送ることができる。


MIDI [Musical Instlument Digital Interface]

電子楽器用のデジタルインターフェースの規格。シリアル伝送方式を採用している、 31.25k Baudの信号。チャンネルは16あり、音楽のテンポ、音の強さ、音階、音色等 をデジタルデータとして伝送するためのプロトコル。MIDI協議会および商標はAMEIに より管理されている。


MIDIクロック [MIDI clock]

電子楽器同士のテンポの同期を取るためのMIDI信号。一拍の1/24を1クロックトする 信号。


MMC [MIDI Machine Control]

MIDIマシンコントロール。テープデッキのトランスポートの操作、その他の機能を伝 達するMIDIメッセージのセット。MTCと混合されやすいが、これはコントロールのた めの信号を指す。


mLAN

ヤマハの提唱するIEEE1394規格を音楽分野で応用するフォーマット。各機器間のマル チチャンネルのデジタルオーディオ情報、MIDI情報などのやり取りを高速で行える。


MD [mini disk]

モノラルまたはステレオのオーディオ記録媒体として開発されたもの。語源はミニデ ィスクであるが、現在はMDと呼ぶのが一般的。


MO [magneto opticaldisk]

MOはmagnet opticalの略で正式には光磁気ディスク。MOドライブはMOを使った補助記 憶装置。


MPEG [Moving Picture Coding Experts Group]

動画映像信号の圧縮技術を検討する規格。MPEG1〜3(HI-Visonレベル)まで予定され ている(例:日本ビクターのカラオケシステムに採用している)。


MTCタイムコード [MIDI Time Cord]

複数のオーディオ機器を同期走行させるためのMIDI信号で、SMPTEタイムコードに準 ずる情報を送るために考えられた。伝送方法は異なる。=MIDIタイムコード。


MUSE [Multiple Sub-Nyquist Samplimg Encording]

広帯域のハイビジョン映像信号を、衛星放送の単一チャンネルを用いて伝送するため に開発された帯域圧縮技術の方式名のこと。


[N]


NDF [non drop frame]

SMPTEタイムコード情報でドロップフレームはNTSCのカラービデオシステムで使用さ れる。30フレームのドロップフレームは29.97フレームである。ドロップフレームは0 0、10、20、30、40、50分を除いた各分で最初の部分の2フレームを欠落(ドロップ) させている。ノンドロップフレームには30フレームと29.97フレームがある。音楽制 作では通常ノンドロップ30フレームが使用される。


NTSC [National Television System Committee standard]

テレビジョンの方式名で、日本、アメリカ、カナダ、韓国等がこの方式を採用してい る。走査線525本フィ−ルド周波数59.94Hzで、PALやSECAM等の他の方式に比べてコマ 数が多いため画面のちらつきが少ない。PALやSECAMとの互換性はない。ドロップフレ ームの29.97は、このフィールド周波数の半分。なお、NTSCとはこの方式を定めた委 員会の名称でもある。


[O]


[P]


PAL [Phase Alternation by Line]

テレビジョンの方式名で、ドイツ、イギリス、オランダ、香港、中国等がこの方式を 採用している。SECAM方式同様に走査線625本、フィ−ルド周波数50Hzで映画のコマに 近いのが特徴。SECAM、NTSC参照。


PCIバス [Peripheral Component Interconnect bus]

コンピューターのデータバスの一つのフォーマット。32ビットのデータバスで、デー タ転送速度は132MB/秒で高速である。


PCM [Pulse Code Modulation]

パルスコードモジュレーション。パルス・コード・モジュレーション。アナログ・オ ーデイオ信号を、デジタル・オーデイオ信号に、またはその逆に変換する方式名。


PDフォーマット [PRODIGI format]

1/2インチ幅32トラック・デジタル・オーディオ・レコーダーのフォーマットの呼称 。三菱電機、オタリ、AEG、赤井電機の4社がグループに入っている。=プロデジ。


PIT

CDのデジタル・オーディオ・データ信号部分をディスク面の凸凹でピットの0、1を表 す。この凹をピットと呼ぶ。


PQ DATA

CDのサブコードに入っているコードに必要な信号のデ−タ−のことP=曲の頭を示す 信号、Q=各種の用途により、必要な信号(曲番、フレーズ番号、通しのABS時間、曲 ごとの演奏時間等)。


PRE GROOVE

レコーダブル・デイスク(記録可能なMD)を射出成形する際に作られる案内溝のこと 。この溝を用いてトラッキング制御を行う。これを利用してディスク全域にCLVサー ボをかけるための正弦波とアドレスを成形記録している。


[Q]


[R]


RAM [Random Access Memory]

ラム。書き替え可能なメモリー機能、メモリー装置またはICのこと。


RCAピン端子 [RCA type pin plug]

民生のオーディオで使われるチューリップ型のプラグ。=ピン[pin]、フォノ[pho no]端子。


REF [reference]

=リファレンス。


REL [relative time]

=相対時間。


RJ45

LAN接続に用いるコネクターで電話のモジュラープラグと同じような形状。


ROM [Read Only Memory]

読出し専用のメモリー機能またはICのこと。後から書込や書替えができないタイプの メモリーのことを指す。


RS232C

シリアル・インターフェース(不平衡)のタイプの名称。データを送る場合に下位ビ ットから上位ビットに順に送られる、シリアル伝送方式を採用しているインターフェ ースなので、信号線は送信に1対受信に1対のみで良い。RS-232Cは不平衡タイプのた め、伝送距離は20kbit/sec以下で15m程度が限度である。端子はDsub-25pを使用。


RS422

シリアル・インターフェース(平衡)のタイプの名称。データを送る場合に下位ビッ トから上位ビットに順に送られる、シリアル伝送方式を採用しているインターフェー スなので、信号線は送信に1対受信に1対のみで良い。RS-422は、平衡タイプのため伝 送距離は100kbit/secで1000m程度である。端子はDsub-9pを使用(注:SONY9ピンと 呼ばれているのはこの方式である)。


[S]


SCMS [Serial Copy Management System]

著作権を保護するために、デジタル領域でのコピーを制限するシステム。


SCSI [Small Computer System Interface]

スカジーと読む。コンピューターのハード・ディスク関連周辺機器の信号伝送インターフェース規格の呼称。


SDIF2 [Sony Digital Interface 2]

ソニーの業務用デジタル・オ−ディオ機の入出力の規格。1チャンネルに対し1つの端 子で対応。ソニーのPCM-3348や3314、タスカムのDA-800に装備している。


SECAM [Sequential Couleue a Memoire(仏)]

カラ−・テレビジョンの方式名。フランス、ドイツ、ソビエト等で採用。走査線625 本、フィ−ルド周波数50Hz。PAL、NTSC参照。


SMPTEタイム・コード

プロ用のオーディオ機器とポストプロダクション用のビデオ機器のために標準化され たタイムコード。


S/PDIF [Sony Philips Digital Interface]

ソニーとフィリップスが確立した2チャンネルオーディオのデジタル伝送フォーマッ ト。CDやDAT、MD等のコンスーマー向けの機器に使用され、通常は同軸ケーブルで接 続されるが、最近は光ファイバーでの接続も多い。現在ではIEC-958 Type-2として世 界規格になっている。=CD/DAT。


SPP [Song Position Pointer]

ソング・ポジション・ポインター。MIDIクロックを共に使用する曲内の位置情報。


SUB CODE

サブコード。


[T]


TBC [Time Base Corrector]

時間軸補正装置のこと。再生されるビデオ信号に含まれている各情報のタイミングを 正しく揃えるための装置のこと。例えばVTRのヘッド・ドラムやキャプスタン・モー ターの回転ムラ、テンションの変動、テープの伸縮等によって生じるビデオ信号の歪 みを補正する時に必要である。またプロ用VTRでは、色信号と輝度信号とを同じ周波 数帯域に一緒に記録するため、両者のタイミングを一定に保つためにも必要。このほ か、再生されたビデオの同期信号と外部から加えられたビデオの同期信号を結合させ る場合に必要である。スイッチャなどで映像を切換える場合にVTRとカメラやフィル ムなどの同期を同じにすることで、切換え時の同期の乱れや画像の乱れをなくすこと ができる。


TC [time code]

=タイムコード。


TDIF-1 [tascam digital interface]

TDIF-1はティアック独自のマルチチャンネルデジタルインターフェースのこと。25ピ ンの専用ケーブルで8チャンネル分のデジタルオーディオデータ、サンプリングレー ト情報、エンファシス情報などを送受する。


TLS [Tape Lock System]

テープ・ロック・システム=シンクロナイザーを中心にした、VTRやテープレコーダ ーを同期走行させるためのシステム。


TOC [Table of Contents]

トックと読む。目録のこと。デジタル・オーディオの記録の場合、記録内容が目録と なって、記録されるようになっている。CDの場合を例にとると、プレーヤーにディス クを装填した時、ピックアップはまずこのTOCを読み取ることにより、そのディスク の何処にどのような音声がどのくらいの時間で記録されているのかを認知する。その 後に外部からの司令で、曲番を選択したり、スキップしたりプレーしたりすることが 可能となる。もしTOCが入ってないCDを装填した場合には動作しない。


TRS端子 [tip ring sleeve connector]

1/4インチ・フォーンタイプで通常ステレオプラグと呼ばれ、ステレオ信号の伝送は もちろん、最近ではバランスタイプのプラグとしても使用されている。


TS端子 [tip sleeve connector]

1/4インチ・フォーンタイプのモノラルプラグ。電気楽器の入出力に多用されている が、最近はオーディオ関連でも一部使用されている。


TTL [Transistor Transitor Logic]

コントロール・ロジック回路を使用した、各種の機器のコントロールを行う場合、例 えばリモート・コントロール端子がトランジスタのロジックで入出力条件が設定され ている場合に、これをTTLレベルでできているという。(TTLでは一般にハイの条件が 5ボルトである)。2v以上=1。0.8v以下=0。


[U]


USB [Universal Serial Bus]

インテル社をはじめ200社以上が提唱するインターフェース。このバスを使用するこ とでPCと周辺機器の接続を簡便にし、また高速での通信が可能となる。


UTOC [User Table of Contents]

ユートックと読む。レコーダブル・ディスク(記録可能なディスク)にのみ存在する トラック情報、レコーディング情報等が書き込み、及び書き替え可能な領域のこと。


[V]


VITC [Vertical Interval Timecode]

ビデオの映像トラックに記録されるタイムコードで、ソニーより提唱された。映像トラックに記録されているため、静止画状態でも低速走行時でもタイムコードを読み取ることができる点が特徴。LTC参照。


[W]


W/C [word clock]

ワードクロック参照。


[X]


X-FADE [crossfade]

クロスフェード参照。


XLR端子 [XLR type connector]

EIA規格の端子の一つ。音響関連で多く使われているのは3ピンのものが多い。この3 ピンの使われ方は、1番ピンは共通であるが、2番、3番は業界や国によって異なるの で注意を要する。国内ではレコーディング業界では3番ホット、放送やPAでは2番ホッ トが多い。海外ではヨーロッパは2番ホット、アメリカは3番ホットが多い。=キヤノ ン端子。


[Y]


YDIF [Yamaha Digital Inter Face]

ヤマハの開発したデジタル・ミキサーやデジタル・オーディオ・レコーダーに採用し ている、デジタル・オーディオ信号の入出力インターフェースの名称。2チャンネル1 回線のインターフェースであり、DIN8ピン(2チャンネル)とD-sub25ピン(8チャン ネル)のコネクターが使われている。


[Z]


Zipドライブ

ジップと読む。iomega社の規格による磁気記録を行うメディア。アメリカでは普及率 が高く一般的なメディアである。メディアやドライブが低価格であり、手軽に扱える メディアである。



[関連団体]


AES [Audio Engineering Society]

米国の音響技術者団体の名称で現在では世界の先進国に支部がある。


AMEI [Association of Musical Electronics Industry]

アメイと読む。通産省の外部団体である社団法人音楽電子事業業協会。電子音楽や楽 器、通信カラオケ等に関する幾つかの委員会を持ち、このハンドブックはデジタルレ コーディング委員会に参加する各社の協力により編集されている。


ANSI [American National Standards Institute]

アメリカ標準規格協会。


CCIR [International Radio Consultative Committe]

国際無線通信諮問委員会。


CCITT [Consultative Committee on International Telegraphy and Telepho ny]

国際電信電話諮問委員会。


DIN [Deutsche Industries Normen]

ドイツ工業品標準規格。


EBU [Europian Brodcasting Union]

ヨ−ロッパの放送用技術規格団体名。


EIA [Electronic Industries Association]

アメリカ電子工業会。


EIAJ [Electronic Industries Association of Japan]

日本電子機械工業会。


FCC [Federal Communications Commission]

アメリカ連邦通信委員会。


IEC [International Electrotechnical Commission]

国際電気標準会議。


ISO [International Standardization Organization]

国際標準化機構。


JIS [Japanese Industrial Standard]

日本工業規格。


JPEG [Joint Photographic Experts Group]

写真専門家合同委員会。


MPEG [Moving Picture Coding Experts Group]

動画像専門家委員会。動画映像信号の圧縮技術を検討する委員会のこと。


NAB [National Association of Broadcasters]

アメリカ民間放送連盟。


RIAA [Record Industry Association]

アメリカレコード協会。


SMPTE [Society of Motion Picture and Television Engineers]

アメリカの映画テレビ技術者学会のこと。SMPTEタイムコードは、この学会で推奨さ れている映像用の同期信号のこと。