「安全規格部会」 末次賢一 部会長インタビュー |
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(1)部会の概要とその意味 (2)部会長としての抱負
部会長をお引き受けしてもう7年が過ぎてしまいました。本業が安全規格とEMC(注)という事で、とにかく7年間頑張ってお手伝いしてきました。 この種の世界では、まずボランタリ―精神が大切です。商売ではすべて競争という事ですが、安全に関する知識やノウハウは積極的に会員間横展開を図り、また官庁との対応も業界として取り組んで行く事が、最終的には各社の事業リスク低減ともなり、メリットも増大すると考えています。 ただ、他の業界と比較しますと、スケール的にはかなり小さいので、他業界と同じような活動は無理ですが、内容を絞り込み小粒ですが質の高い活動を目指したいと考えています。 (注) EMC (Electro-Magnetic Comptibility) (3)安全規格部会の今後の展望、期待すること 現在、安全規格を取り巻く環境は大変動期にさしかかっています。グローバルな視点で言えば、先進国の規制緩和、国家認証の廃止、中進国の新たな規制開始と通関規制、EMC規制の世界的拡大、自己責任の増大、アメリカ,ヨーロッパの規格大改正、電気用品取締法から電気用品安全法への大改正、など様々な課題に直面しています。 これらの課題に適切に対応していく為には日ごろの会員自身の情報活動が最も大切です。 そして、情報を共有化する事で全体のレベルを向上させて行く事ができるでしょう。 法を尊守して安全な製品をお客様に届け、そして事故もなく使って頂けることが私たちの究極のゴールなのです。 ところで皆さん、世界中にどんな安全の認証マークがあるかご存知ですか? 実例を次に示してみます。すべてわかればあなたはかなりのプロです。
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